関東ブロック

水中ドローンを用いた藻場再生への挑戦

●研究代表者
櫻井 優羽
●研究代表者所属校
静岡聖光学院高等学校
静岡県焼津市は漁業で栄える街だが、焼津市では漁業に大きな影響を及ぼす「磯焼け」が発生している。磯焼けとは、季節的変化や経年変化の範囲を超えて、藻が著しく衰退または消失してしまう現象である。焼津市近辺では磯焼けによる消滅藻場が大崩沖に2箇所ある。今回の研究では水中ドローンを用いて大崩沖の消失藻場の再生に挑戦している。水中ドローンを使用することで水中での活動時間の制約がなくなり、効率良く活動をすることができる。現在、大崩沖で水中ドローンを使用して活動を行っているが、船上でのドローン操作や藻を植え込むための射出機構など、機体関連の課題も抱えている。そのため、機体開発を含めて研究を行っている。
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