関東ブロック

成魚と幼魚の餌の違いの調査による「カサゴ問題」の対処法の解明

●研究代表者
辻 蒼一朗
●研究代表者所属校
サレジオ学院
近年、日本の釣り場において局地的にカサゴの数が減少する「カサゴ問題」なるものが発生している。もちろん、カサゴが大量に釣り上げられることで発生するのだが、特に未成魚を釣り上げてしまうと、より長い期間カサゴが見られなくなり、この問題を悪化させてしまっている。そのため、カサゴの未成魚が釣れにくくなることがこの問題を緩和させるのではないかと思った。そこで、カサゴの未成魚と成魚では好む餌が違うのではないかと考えた。カサゴに給餌する際に、釣りの餌として使われるものを使用し、食いつきを調べ上げる。そして、未成魚の食いつきは悪く、成魚の食いつきはいい餌を実際に釣りで使用し真偽を確かめることで、最適な餌の仕様を探す。
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