九州・沖縄ブロック

「海のミルク」の消失

●研究代表者
井川 彰太
●研究代表者所属校
長崎県立佐世保北高等学校
佐世保市九十九島では現在牡蠣が大量にへい死している。九十九島と、九州圏内で同じ被害がない「有明海」の、牡蠣のへい死前後の水温や溶存酸素量、二酸化炭素量、塩分濃度、透明度等データを比較し、その原因を解明する。原因解明後、牡蠣がへい死しない安定した新しい養殖方法を考えることで、現在牡蠣のへい死に伴い開催が中止されている「かき食うカキ祭り」という佐世保市の10年以上続く伝統行事の復活が期待できる。この祭りは元来佐世保市民にとって佐世保の海の豊かさを感じることができる大切な行事の一つであったため、復活させることは間接的に佐世保市の活性化にもつながると考える。
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