九州・沖縄ブロック

放射相称であるウニ類の体の方向性とその要因

●研究代表者
満永 爽太
●研究代表者所属校
熊本県立済々黌高等学校
放射相称のウニ類の体には、左右相称の生物と同じような前後の方向性はないと考えられている。昨年、水槽での観察や実験により、ムラサキウニなどのウニ類の体に方向性があることを明らかにした。しかし、体の方向性が、いつどのように決まるのか、その要因については不明である。棘の長さの違いが方向性を決めるのか、方向性に従って棘の長さなどに差が生じるのかがわからない。そこで、ウニの体に目印をつけ、移動の方向性を調べることから、体の方向性がどのように決まるのかを明らかにしたいと考えている。
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