北海道・東北ブロック

八幡川河口干潟の生物調査

●研究代表者
菅原 慎之介
●研究代表者所属校
宮城県志津川高等学校
南三陸町の志津川湾(2018年10月,国際的に重要な湿地を保全する「ラムサール条約湿地」に登録)は宮城県の北東部にあり,リアス式海岸が連なる三陸復興国立公園の南部に位置する。深く入り込んだ湾は三方を山に囲まれ,その独特の地形は大津波が襲来しやすいことをこれまでの長い歴史が示してきた。八幡川河口干潟は,湾の最奥部に位置し,東日本大震災に伴う大津波の際に最も大きな被害を受けたエリアの一角にある。そして,震災前は公園だった場所が,大津波によって自然の前浜に回帰し,徐々に泥や砂がたまり干潟環境が生まれた。この干潟は,歴史的にも,生態学的にも人の営みと自然環境が深く交差してきた場所にある。

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