私達はクラゲが含む「保湿、抗菌、異物除去」などと有用性が高く、医療や美容などの分野で利用されているムチンという成分に興味をもち、ムチンの唯一の欠点である「抽出量が少ない」ということが解決できればムチンの利用が増えると考えた。 そこで、クラゲが餌を食べる際に出す粘液がムチンであるかの判別を行う。また、人工的に分泌量を増やすことができればクラゲの負担が減ると考えたため、ムチンの培養実験を行う。さらに、種類の異なるクラゲでも同じ結果が得られるのかという疑問からミズクラゲとサカサクラゲを用いて飼育条件を変えることによる比較実験を行う。 本研究により、クラゲを通して海を含む環境問題について発信していきたい。
活動情報
- 2022.06.22
- 【桐光学園中学校・高等学校】