中国・四国ブロック

柏島を拠点に高知県沿岸の環境を微小貝から考察する

●研究代表者
谷 大地
●研究代表者所属校
土佐塾高等学校
大きさが約1cm以下の微小貝の存在はあまり知られておらず、分類も十分にできていない。小さな生物だからこそ、その生態は環境に左右されやすいと考えられる。近年様々な要因により、日本沿岸の環境が損なわれ、綺麗な砂浜が減っている。本研究では、豊かな自然と美しい砂浜が残る高知県大月町柏島の海岸でコドラート法により砂を採集し、含まれる微小貝の種類や個体数を調査し分類を行う。さらに、高知県の他の砂浜海岸でも同様の調査をし種類と数を比較する。そして、微小貝がその地域の環境を知るバロメーターとなり得るかを検証し、その方法を確立したい。
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