イルカがその体躯に見合わない速度で泳ぐことは知られているが、なぜそのような速度が出るのかは未だ十分には解明されていない。過去にも様々な研究者たちが仮説を立ててきたが、それらは速さの理由としては十分とは言えない。そこで、私たちはイルカの骨格を使用して可動性の骨格標本をつくり、「イルカはその骨を波の媒質として、最小の力で最大の動きを作り出している」という仮説を立てて実験を行った。しかし、予算の都合上、ばねの代わりにゴムを使うなどしたため精度が低いものとなった。もし、資金を得ることができたら、より精度の高い可動骨格標本をつくり、仮説を検証してイルカの速さの要因を突き止めたい。
活動情報
- 2018.06.07 中国・四国
- 【鳥取県立鳥取西高等学校】180607アドバイザーも入っての第一回ミーティング実施!
- 2018.05.16 中国・四国
- 【鳥取県立鳥取西高等学校】180516第一回ミーティング実施!