九州・沖縄ブロック

カワリヌマエビ属に共生するエビヤドリツノムシ2種の生息状況

●研究代表者
矢立 唯真
●研究代表者所属校
熊本県立東稜高等学校
扁形動物のエビヤドリツノムシは主にカワリヌマエビ属のエビの鰓室や額角に付着して共生している。昨年、海外の論文でエビヤドリツノムシは2種いることが報告された。これまではこの2種を混同して調査を行っていたが、エビヤドリツノムシ2種は生態や生息場所に違いがあるのではないかと考えた。主に川岸や水草の間を手網ですくい、エビを生きたまま持ち帰り、エビヤドリツノムシ2種を確認することにした。エビヤドリツノムシの2種は触手の形状、目の有無等で判断し、エビヤドリツノムシ2種の生態や生息状況を明らかにしていきたい。またカワリヌマエビ属の外来エビにエビヤドリツノムシが多いかどうかも調査していきたい。
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