カラドジョウは、中国より食用として導入された外来種である。近年、養殖場から逃げ出したと思われる個体の報告が相次ぎ、在来種への影響が懸念されている。ブラックバスやブルーギルに代表されるような外来種による捕食の被害は少ないものと思われる。しかし、在来種と近縁であるため遺伝子の汚染が心配される。本研究では、カラドジョウが地域にどの程度定着し、将来在来種にどのような影響を及ぼす危険性があるのかを調査するものである。
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