九州・沖縄ブロック

知らない現象(不知火現象)を科学する5

●研究代表者
吉田 大暉
●研究代表者所属校
熊本県立宇土高等学校
不知火海で八朔にしか見られないとされる「不知火」を見るため、今回は「①現状②原理③再現」の疑問の解決を目的とし、観察や実験を行った。 ①:現状 光源が時間経過で変化し明滅する現象を観測できたが、不知火は観測できなかった。 ②:原理 過去の観測を元に発生の条件を考えた結果、不知火の発生条件は発達した”温度層”と気温のムラだと考えられる。 ③:再現 室内で再現装置を制作し実験を行った結果、光源の光が横に伸びる現象が観測され不知火現象の再現に成功したと考えられる。 ➡不知火は様々な条件を満たすことにより発生・観測できる大変珍しい蜃気楼現象で、現在は観測困難な実態が明らかになった。

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