私たちが住む和歌山県南部は、南海トラフ地震による津波の予想到達時間が3〜5分と極端に短い。しかし、巨大な津波に耐えうる従来型防波堤の建設は、技術的にも予算的にも困難で環境への悪影響も大きい。私は円柱の建物が水流に対して強い耐性があることを実験的に確かめた。そこで、円柱の防波堤を隣接して配置し、津波の威力を相殺することで、津波の到達時間を遅らせ、津波の被害を最小限にできるのではないかと考えた。アクリル板で作成した簡易モデルで実験した後、津波発生装置とコンピューターによるシミュレーションを経て、最適な防波堤配置を提案する。さらに、シミュレーションによる本地域の最適防波堤配置の提案を目指す。
活動情報
- 2023.01.19
- 【新宮高等学校】面談7回目
- 2022.06.22
- 【新宮高等学校】面談2回目