東日本大震災での津波の影響や沿岸部の高潮などの影響で、塩害を受けた土壌ではなかなか作物の栽培は難しい。これまで、耐塩性の高いアブラナ科植物を使って塩害のうちに作物を栽培する試みや研究が進められてきた。本研究では、比較的耐塩性が高いとされるアブラナ科の植物を使って、播種した時の塩分濃度での発芽に対する影響とある程度成長した時に移植した幼苗の塩害に対する影響を成長面、NaやKを中心とした成分の蓄積に違いがみられるのかについて調べていく。研究成果をぜひ、復興が他県に比べて遅れる本県の沿岸部の農業の復興に尽力したい。
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