日本財団、JASTO、リバネスは、2024年7月31日(水)に「マリンチャレンジプログラム2024 関西大会 〜海と日本PROJECT〜」を開催しました。発表チーム、研究コーチ、見学者、取材メディアなど、66名が参加しました。
当日は、関西地域の1府5県から8チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。発表に対して質疑応答を行った審査員らにより、優秀賞受賞チーム3件を選出しました。受賞したチームは翌年2月に東京で開催する全国大会への出場します。大会概要、発表チームおよび、優秀賞受賞チームは以下の通りです。
また、今回はマリンチャレンジプログラム先輩講演ということで、2018年「シロアリが日本を救う!?~シロアリ配合飼料が魚体に与える影響~」のテーマの共同研究者だった京都大学の高谷 佑生さんに、現在の研究内容と本プログラムに参加した当時の学びについてプレゼンテーションしてもらいました。
【マリンチャレンジプログラム2024 関西大会 〜海と日本PROJECT〜】
日 時:2024年7月31日(水)13:00-17:00
会 場:CIVI研修センター新大阪東 5階 E5Hall
(〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-19-4 )
アクセス:JR「新大阪」駅下車 東口から50m、大阪メトロ御堂筋線「新大阪」駅から徒歩5分
参加者:発表チーム、研究コーチ、その他見学者
主 催:日本財団、JASTO、株式会社リバネス
【当日スケジュール】
時刻 | プログラム内容 |
12:45 | 受付開始 |
13:00 | 開会式 |
13:20 | 口頭発表1〜4 |
14:20 | 休憩 |
14:25 | 口頭発表5 〜8 |
15:25 | 休憩 |
15:30 | マリンチャレンジプログラム先輩講演 |
15:40 | ポスター交流会 |
16:20 | 表彰式・閉会式・集合写真撮影 |
17:00 | 解散 |
【発表チーム・受賞結果一覧】
受賞結果 | No | 研究テーマ | 研究代表者 | 学校名 | 都道府県 |
優秀賞 | 1 | チヌはどのような要素を見て餌が本物だと判断しているのか。 | 坂田 健人 | 関西学院千里国際高等部 | 大阪府 |
2 | 紫外線の殺菌性による海洋微生物への影響 | 伊藤 寛徳 | 神戸市立科学技術高等学校 | 兵庫県 | |
優秀賞 | 3 | スズキの捕食行動における利きはいつ、どのように獲得されるのか | 山下 明徳 | 姫路市立飾磨高等学校 | 兵庫県 |
4 | 五感で感じるアート水族館カフェの創設 | 多胡 千陽 | 大津市立唐崎中学校 | 滋賀県 | |
5 | 化学肥料による水質汚染と廃棄物を用いた水質改善 | 谷田 実穂 | 奈良工業高等専門学校 | 奈良県 | |
優秀賞 | 6 | ミナミヌマエビの体色はなぜ変化するのか?その要因と効果の検証 | 井芝 悠貴 | 西大和学園高等学校 | 奈良県 |
7 | 海の厄介者「ガンガゼ」の有効利用に関する研究 | 山本 修史 | 三重県立四日市南高等学校 | 三重県 | |
8 | 愛知県における水質悪化の原因探究・比較 | 小早川 美桜 | 愛知県立半田高等学校 | 愛知県 |
【審査員】
No. | 氏名 | 所属 | 肩書 |
1 | 石澤敏洋 | 株式会社リバネス 戦略開発事業部 | 部長 |
2 | 都筑 幹夫 | 一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構 | 代表理事 |
3 | 澤山 茂樹 | 京都大学 農学研究科 | 教授 |
4 | 片山 徹 | 大阪公立大学 大学院工学研究科 | 教授 |
5 | 岩田 高志 | 神戸大学 海洋政策科学部 | 助教 |
各ブロック大会の優秀賞受賞チームは、今回得たことを糧に、さらに研究を行い、2025年2月15日の全国大会にて研究成果を発表します。
本プログラムは、次世代へ 豊かで美しい海を引き継ぐた めに、海を介して人と人とが つながる“日本財団「海と日本 プロジェクト」’’の一環で行っています。
【お問い合わせ先】
株式会社リバネス 担当:仲栄真・岸本
Email: [email protected]
Tel: 03-5227-4198