関東ブロック

クラゲの大量発生抑制に関する研究

●研究代表者
杉本 凌哉
●研究代表者所属校
文京区立音羽中学校
クラゲの大量発生は、漁網の破損、発電所の取水口の詰まりなどの被害をもたらす。現状、手作業による除去や流入防止網などの対処がなされるのみで、根本的な改善には至っていない。クラゲのポリプは硬い基質に付着するため、漁港や浮き桟橋のような人工物は恰好の付着場所=大量発生の元となっている。このことから、漁港などの岸壁の表面をポリプが付着しにくい素材で覆うことで、大量発生抑制につながるのではないかと推測した。複数種の基質を入れた容器にプラヌラを泳がせ、それぞれに付着した個体数を数え、付着しにくい基質を研究する。
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