中国・四国ブロック

ミズクラゲにおける感覚器と傘の開閉運動の関係

●研究代表者
松永 悠奈
●研究代表者所属校
ノートルダム清心学園清心女子高等学校
ミズクラゲは傘の縁に8つの感覚器を持ち、それらによって平衡を保ったり光を感じたりする。感覚器には重力を感じ平衡を保つ平衡石や、光を感じる眼点がある。私たちは本種における感覚器の役割に興味を持ち、実験を行いそのメカニズムについて明らかにしたいと考えた。実験方法は、複数の正常の個体と感覚器を7個以下に減らした複数の個体のそれぞれの傘の開閉数、及び進行方向を調べる。得られた結果を比較するとともに、個体の傘の開閉運動について法則性がないかを導き出す。それらによって、感覚器の有無がミズクラゲの遊泳能力にどのような影響を及ぼすかについて考察する。
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