北海道・東北ブロック

北海道奥尻島における磯焼け解決に向けた海洋実験

●研究代表者
福野 悠斗
●研究代表者所属校
北海道奥尻高等学校
磯焼けの主な原因が、ウニによる海藻の被食であることを確かめるために、海上での継続的な観察と実験を実施します。昨年の夏、磯焼け解消を目指して、ウニの海藻について嗜好性を研究しました。その成果を島の水産関係者の方々に報告し、高い評価を得ましたが、その一方で課題もいただきました。課題は、磯焼けに、ウニがどの程度関わっているのかを明らかにすることでした。そこで、昨年の水槽での実験をふまえ、今回は海上での観察と実験に挑戦します。今回の研究によって、ウニが藻場に与える影響が明らかになり、藻場回復に向けた現地での対策を加速させることができます。
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