北海道・東北ブロック

透明骨格標本の作成技法の検討

●研究代表者
佐藤 優里
●研究代表者所属校
山形県立米沢興譲館高等学校
透明骨格標本は、タンパク質を分解することで筋組織を透明化し、軟骨と硬骨をそれぞれ染色した標本である。しかし、透明過程をはじめとした、透明骨格標本の作成技法が定まっていないことや、作成で用いる薬品が高価であるなどの課題がある。先行研究ではブロメラインを用いてサンプルの透明化の研究を行ったが、標本として使えるほど透明にはならなかった。その結果から、サンプルの大きさによって適切な透明化液の条件があるのではないかと考えた。よって今回は透明化液に用いるブロメラインの量に注目して、透明骨格標本の作製を研究する。
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