モクズガニの遡上に堰が与える影響を、実験を通して解明する。堰を挟んだ河川を実験水槽の真ん中に模擬堰を挟むことで再現し、比較項目として模擬堰の材質と流速に注目する。材質についてはコンクリートを塗布した板、ベニヤ板、ゴム板、流速については使用するポンプの数で調節する予定だ。また、今年度は新たに実験水槽をビデオカメラで撮影し、遡上の様子を直接観察する。主に里見川(岡山県)の落差約1mで垂直なコンクリート堰、ラバー堰も観察したい。
活動情報
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